そもそも妊娠線ってどういうメカニズムでできちゃうの?

妊娠するという嬉しい出来事の反面、妊婦さんを悩ませてしまう妊娠線。できることならそんな心配をせずに、ストレスフリーで楽な妊婦生活を送りたいものですが、体の仕組みがそれを許してはくれないようです。そもそも、妊娠線がどうしてできるのか、その仕組みをご説明しておきますね。

 

真皮と皮下組織の断裂が妊娠線

私たちの皮膚は、表皮と呼ばれる皮膚で覆われています。目で見ることのできる皮膚は表皮だけですが、実はその下にも皮膚が層になっています。表皮のすぐ下の層を真皮といい、汗腺や皮脂腺、体毛の生える部分である毛乳頭が存在します。さらに真皮の下には「皮下組織」と呼ばれる細胞組織があります。

この3つの層からなる皮膚ですが、この中で最も伸びるのは「表皮」です。関節の皮膚は良く伸びますね。手の甲の皮膚もつまめば結構伸びます。しかし、その下の真皮と皮下組織は伸びることになれていません。伸びやすい表皮とは構造が少し違うんですね。

妊娠によってお腹が大きくなってくると、表皮はちゃんとその大きさに合わせて伸びますが、その下の真皮と皮下組織は頑張って伸びようとしますが、限界を超えると裂けてしまいます。裂けた真皮と皮下組織は、赤紫のラインとなって目に見えて分かるような跡になります。妊娠線の中で、鮮やかな色をしているものは新しい傷跡、黒味を帯びた暗い赤紫は古い傷跡です。そして時間がたつにつれ、表皮にも細かいシワが出てきますが、残念ながら完全に消えることはありません。

真皮と皮下組織の断裂は、バストや太ももなど、急激にサイズが変わる場所ならどこにでも起こる可能性がありますので、お腹だけに注意を向けるのではなく、クリームでケアするならば、体全体のケアをするつもりで気をつけていかなくてはいけません。
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できてしまった妊娠線もしっかりケア

出来てしまった妊娠線を消す方法は、今のところレーザーによる治療しかありません。これも完全に除去することができるのではなく、ほとんど目立たなくするというレベルまでです。なので、しっかりとクリームで予防して「妊娠線があらわれない」状態を作ってあげることが一番の方法です。

専用のクリームなら、真皮や皮下組織に届く成分がたくさん含まれているので、皮膚の奥までしっかりと潤いを届けることで、柔軟な皮膚を作ることができます。もともと痩せ型で皮膚が伸びていない方は、特に妊娠線ができやすいといわれていますので、早めのケアが大切です。

肌が乾燥しやすい人も同じで、妊娠する前よりももっともっと丁寧にケアをして、肌に潤いを満たしてあげることが妊娠線予防につながると思います。

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